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株式会社ソリトンシステムズ:2024年12月決算 Vol.14

2024年12月決算

こんにちは、きつねです。
高配当株投資する際、事前に企業の業績や財務状況を確認したほうがよいことは、さまざまなメディアやインフルエンサーにより発信されています。

しかし、個々の企業についていろいろな資料やサイトを確認するのは大変・・・という方に向けて、過去の業績や企業概要について『配当金目的の投資をする』観点でまとめています。投資する際の参考になれば幸いです。
今回は2024年12月期の決算発表があった企業から『株式会社 ソリトンシステムズ』についてまとめましたので、ぜひご覧ください。

企業概要

証券コード:3040
決算月  :12月
設立年月 :1979年3月
上場年月 :2007年3月
業種   :情報・通信業
事業概要 :セキュリティ対策ソフトとシステム構築が柱。映像伝送や人感センサーなど育成。技術力定評

今期決算のポイント

今期決算資料等から個人的なポイントをピックアップしてみました。

  1. 大型公共案件の減少、設備投資等により減収減益
  2. 自社製品の販売強化により2025年12月期は増収増益見込み
  3. 政府情報システムのためのセキュリティ評価制度である『ISMAP(イスマップ)」』認証取得
  4. 株主還元方針は、配当性向50%程度もしくは株主資本配当率8.0%程度を目安に実施

過去の業績

過去の業績を配当金目的の投資をする観点から確認していきます。

売上高

直近2期は減少しているものの、全体的には右肩あがり。セキュリティ分野は今後も成長性が見込めるため、今後の増益に期待できます。

出典:IRBANK

営業利益率

近年は10%程度をキープしており、問題ないことがわかります。

出典:IRBANK

1株あたり純利益(EPS)

全体的には右肩あがりになっていますが、安定性の観点からはもう一歩といった印象です。

出典:IRBANK

自己資本比率

50%前後が維持されており、財務健全性は及第点。特に心配する要素もなさそうです。

出典:IRBANK

キャッシュフロー

キャッシュ(現金等)は順調に増加していますね。今後一定程度の内部留保を確保して設備投資を続けていく方針となっています。事業成長が期待できますね。

出典:IRBANK

1株あたり配当金/配当性向

少なくとも14年以上は減配していない実績が確認できます。配当性向はこれまでもう一歩な割合となっていましたが、今後の方針として50%程度を目安に株主還元をする方針となっています。今後も配当の維持・増配に期待したいと思います。

出典:IRBANK

配当利回り

4%以上の配当利回りが期待できます。今後の成長性も期待しつつ、配当性向の方針に期待したいですね。

まとめ

今後も継続した需要が期待できるセキュリティソフト関連事業の成長が期待できます。宇宙分野への参入・JAXAとの連携など事業範囲の拡大も予定しているようです。個人的には十分条件を満たしているといえます。

ご注意事項

 具体的な企業名をあげて今後も決算短信や決算資料を分析していきますが、投資を推奨する目的はありません。株式投資はリスクを伴いますので、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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